会議に埋もれたマネージャーの時間を取り戻し「マネジメントの質の高位平準化」を実現する

be-FULL | 導入事例インタビュー

会議に埋もれたマネージャーの時間を取り戻し
「マネジメントの質の高位平準化」を実現する

トヨタコネクティッド株式会社 様 × PXクラウド

トヨタコネクティッド株式会社 受付にて 岡本様・市川様

トヨタコネクティッド株式会社 受付にて(左:岡本様、右:市川様)


CHAPTER 1 — MISSION

「限りなくカスタマーインへの挑戦」を支える人と組織

コネクティッド本部のミッションと、PXクラウドの位置づけ

インタビューご協力者

岡本 真理様
岡本 真理 様
サービス企画推進部
コネクティッド運営室 企画統括G GM
市川 統浩様
市川 統浩 様
サービス企画推進部
部付 シニアエキスパート

トヨタコネクティッド株式会社は、2000年の創業以来「限りなくカスタマーインへの挑戦」を企業理念に掲げ、Connected、MaaS、KAIZEN、UIUX等の事業を展開している。約500名を擁するコネクティッド本部では、社員のウェルビーイング推進を本部施策の一つに位置づけ、働きやすい環境づくりと社員が活躍できる組織基盤の構築に取り組んでいる。

「サービス企画推進部に所属していますが、500人ほどいるコネクティッド本部全体のウェルビーイング関連業務も担当しています。具体的には、働きやすい環境づくりや研修企画、残業削減の取り組みなどを行っています」

— 岡本 様

同社は2025年度から「人に軸足を置いた経営」を経営基盤の一つとして明確に打ち出した。2026年度には「コネクティッド本部方針」において、「働きやすい職場づくり」「自立自走」「萌芽的なチャレンジ」の3つの戦略的柱を掲げ、従業員の働き方やエンゲージメントを高めることを重点施策と位置づけている。

「2025年度から会社が「人に軸足を置いた経営」を明確に打ち出しました。2026年度には、従業員の働き方改善やエンゲージメントの向上、従業員の成長機会と余力の創出を経営基盤の一つとして打ち出しています」

— 市川 様

こうした経営方針のなかで、特に課題として浮上していたのが、マネージャー層の業務負荷だった。PXクラウドは、このマネージャー層の業務負荷軽減とマネジメント品質の向上を支援するツールとして導入された。

「マネージャーの皆さんは業務量が非常に多く、研修やスキル習得だけでなく、日常のマネジメント業務そのものを支援する仕組みが必要でした」

— 市川 様

CHAPTER 2 — BEFORE

マネージャーの業務過多が経営課題に

会議過多、プレイングマネージャーの限界

会議室でのインタビュー風景
インタビューは終始、笑いの絶えない和やかな雰囲気で進行した

コネクティッド本部では、特にマネージャー層の残業時間が大きな課題となっていた。マネージャー層の多くは自身の業務をこなしながら配下メンバーの定例的会議を始めとして様々な会議にも参加するため、本来の業務が後回しになったり、時間が割けない状況が続いていた。

「プレイングマネージャー層は、自分の仕事をしつつ配下のメンバーの定例会議にも参加しており、本来必要なマネジメント業務が後回しになってしまっていました。本来出なくてもいいと思われる打ち合わせで日中のスケジュールが埋まっているという課題に対して、PXクラウドが良いのではないかという話になりました」

— 岡本 様

課題の深刻さは、データからも明らかだった。2023年度の年間稼働データでは、当時のコネクティッド本部要員200名強の工数を集計した結果、売上に直結しない業務にも一定の時間が割かれており、マネージャー層がより付加価値の高い業務に時間を振り向ける余地があることが見えてきた。こうした業務負荷が特にマネージャー層に集中していることがはっきりと見えていた。

「業務時間の使われ方を可視化したところ、マネージャー層がより本質的な業務に時間を充てるための余地があることが見えてきました。一部のマネージャー層に業務負荷が集中していたことから、会議時間の見直しや業務効率化に取り組む必要がありました」

— 市川 様

市川様は、マネージャー層の負荷低減について「PXクラウドが大変有効だと思っています」と語る。会議に参加する時間を効率化し、マネージャーが本来の業務に集中できる余力を創出することが、導入の出発点だった。


CHAPTER 3 — WHY PX CLOUD

トライアル2か月で会議時間約22%減を実証

現場に追加負荷をかけない設計が決め手に

PXクラウドとの出会いは、トヨタコネクティッド高橋本部長とbe-FULL岩井の情報交換がきっかけだった。組織のあり方について関係者と意見交換をするなかで、PXクラウドのトライアルが始まった。

「高橋本部長と組織のあり方について意見交換をしていたときに、人事部の小関さんを紹介いただきました。そこでPXクラウドの話をしたところ非常に興味を持っていただき、トライアルからやってみようということで進みました」

— 岩井

トライアルは2か月間実施され、会議時間の約22%削減を実証。マネージャー層のスケジュールが会議で埋まり、1日まるまる自分の時間が取れないという状況が改善された。導入にあたっては、会議にメールアドレスを招待するだけで始められる手軽さが、現場の抵抗感を最小限に抑えた。

一方で、導入前には現場からの懸念の声もあった。会議の内容が記録・共有されることへの心理的安全性の不安や、レポートを毎日読む時間がさらに負荷を高めるという意見もあった。しかし、そうしたネガティブな意見は少数であり、大半の利用者は気づきを得られることを評価した。

「ネガティブな意見は少数で、大半の人は使ってくれて気づきを得ています。普段キャッチアップできない情報が入ってくるので有効だという意見が多かったです」

— 市川 様

本導入の最終的な決め手は、会議削減とエンゲージメント向上、そして利用者からの継続意向だった。特に、PXクラウドのフィードバック(Good & More)の信頼性が高く評価された。

「議事録ツールは他にもありますが、PXクラウドはフィードバック内容に納得感があり、レポートを通じて会議運営を見直すきっかけになっています。『なるほど、こういう風にすればよかったのか』という気づきもありました」

— 岡本 様・市川 様

CHAPTER 4 — RESULTS

継続利用の意向が高く、納得感のあるフィードバック

マネジメントの時間を取り戻し、エンゲージメント向上へ

-10h/月
マネージャー1人あたりの
会議時間削減
利用が定着
多くの対象者が
日常的に活用
継続意向
引き続き活用したいという
声が多数
PXクラウド サービス構成図

導入後、特筆すべきは利用者の継続率の高さだ。新組織への移行タイミングで改めて利用希望を確認したところ、トライアルから使っていたユーザーの多くが継続を希望した。

「新組織になるタイミングで、使っていた方の多くが引き続き使いたいと継続されました。しっかり活用していただいているなと分かりました」

— 岡本 様

マネージャー1人あたり月約10時間の会議時間削減が実現し、対象者の多くが日常的に利用を続け、継続的に活用したいという声も多く聞かれた。削減された会議時間は、戦略立案や部下育成に充てられるようになった。別途実施していた1on1研修の実践も、PXクラウドがあることで日常業務のなかで行えるようになった。

「本質的なマネジメント業務に時間をもっと割けるようになり、エンゲージメントを高められるようになりました。また、別で進めている1on1研修の実践にもPXクラウドが伴走してくれています」

— 岡本 様

マネジメントの質的向上も確認された。PXクラウドのGood & Moreフィードバックにより、マネージャー自身が気づかなかった会議運営の改善ポイントが可視化され、具体的な行動変容につながっている。


CHAPTER 5 — MESSAGE

同じ課題を抱える企業へのメッセージ

マネジメント支援から組織開発へ — PXクラウドのこれから

岡本様は今後の展望として、PMO支援機能への期待を語る。また、個人の個性や適性を踏まえたアプローチ提案や、ウェルビーイングの取り組み全体を繋ぐツールとしての発展にも期待を寄せる。

「PMOの業務を減らしていくところで、PMO支援の機能には期待しています。また、相手の個性に合ったアプローチにも期待しています。『この人にはこういうアプローチが良い』といった、一人ひとりに合ったマネジメント支援の部分も頼りにしています」

— 岡本 様

市川様は、PXクラウドに蓄積された情報をベースにしたナレッジ化や、マネージャー自身が成長を実感できる仕組みづくりに期待を寄せる。

「PXクラウドに溜まっている情報をベースに、手順書などがアウトプットされると良いなと思っています。また、マネージャー自身が成長を感じられるようになると良いですね。自分のマネジメントの取り組みを振り返り、成長を実感できるようになると面白いと思います」

— 市川 様

同じ課題を抱える企業に対して、岡本様は次のように推薦する。

「PXクラウドは利用するのに余計な工数を割かずに手軽に始められるのも良いですね。また、フィードバックがネガティブ表現ではなくポジティブ表現になっているのが良いですね。まずはぜひ使ってみてほしいですね。実際に使ってみることで、その良さを感じていただける部分も多いと思います」

— 岡本 様
岩井(be-FULL CEO)

「トヨタコネクティッド様は、データに基づいてマネージャーの負荷を経営課題として捉え、『人に軸足を置いた経営』という方針のもとで対策を実行に移されています。PXクラウドがその実行を後押しできていることを大変光栄に思います。今後は、マネジメントスキル発揮の変化を可視化する機能や、他ツールとの連携など、様々な施策を横串で繋ぐ機能を強化することで、お客様の組織開発に一層貢献してまいります」

— 岩井(be-FULL CEO)
トヨタコネクティッド様オフィスにて集合写真
トヨタコネクティッド様オフィスにて。左から前 良太(be-FULL CSO/CAO)、岡本様、市川様、岩井 凌太(be-FULL CEO)

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